キッチン各設備検討、「ワークトップ・シンク」編。
一体何を選ぶ余地があるのか、と思うかもしれません。実はコストに最も大きく響いてくるのが、ワークトップの選択です。これがシンクにも影響してくるので、材質の選び方が肝になります。
ワークトップの高さ
ワークトップにおいてまず選択の余地があるのが「高さ」です。日本では、80cmか85cmが主流ですが、海外では90cmが主流なこともあり、海外製食洗機を採用すると、最低85cm必要です。
我が家は使用メンバーの身長を考慮すると、85-90cmとなるのですが、高い方に合わせて90cmでまとまりました。
材質
そして価格インパクトが大きいのがワークトップの材質です。大きく3つの選択肢があり、予算に余裕があるならばセラミック一択です。素材としては傷もつきにくく汚れにも強く熱にも強く耐久性が高いため申し分ないですし、何より圧倒的な高級感があります。
コスト | メリット | デメリット | |
セラミック | 高い | 高級感があってオシャレ | |
熱にも傷にも強い | |||
人工大理石 | 普通 | シンクと一体型にできる | 熱や液体で変色 |
水垢が目立ちにくい | 大きな衝撃で割れる | ||
ステンレス | 安い | 水・熱に強く耐久性が高い | 徐々に光沢がなくなり傷もつきやすい |
中性洗剤で汚れが落ち衛生的 | 色が選べない |
ただし値段は高いです。三石までに、幅2100・奥行650のI型キッチンで、人工大理石の場合で13.9万円、セラミックにすると26.2万円です。こちらリクシルの定価ですが倍になっています。
ワークトップの面積が大きいほどその価格も上がりますので、アイランドにすると更に大きくなります。幅2000・奥行970のアイランド型キッチンで、人工大理石の場合で32.5万円、セラミックにすると65.1万円です。やはり倍ですね。
私はセラミックの圧倒的な存在感と高級感に心を奪われていたのですが、価格の高さに怯み人工大理石にしました。実は人工大理石がセラミックより優れている点は一点あり、シンクを継ぎ目がない一体構造にできることです。これはこれで見た目としても美しいですし、ワークトップとシンクの間のコーキング材が汚れることもないため、この点は前向きに捉えることができます。
なお、ワークトップは家電を白で統一していることもあり、白が良かったため、金属カラーとなるステンレスは選択肢から除外しました。
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